ひかる大空 やまなみに 高いのぞみを めざしつつ 翔けるつばさの 雄々しさよ われらが母校 わが誇り♪
9月15日(金)聴覚支援学校平校体育館において、いわき市立草野小学校4年生との交流及び共同学習を行いました。
当日は、約70名の児童が来校しました。
両校のそれぞれの目的は、小学校が総合的な学習の時間(障がい理解教育)。
聴覚支援学校が、総合的な学習の時間(体験活動、交流及び共同学習)と自立活動のコミュニケーションの区分を中心に、それぞれの個別目標におろしたもの。となりました。
そして、「友達の気持ちや、立場を深く考えて活動する」という両校共通のめあても子ども達に伝えるようにして会は始まりました。
当日の様子をご紹介いたします。
全員で聴覚支援学校校歌の手話を練習しました。
平校の高学年の児童が前にでて手話の示範をしました。
大勢の前ですが、いつも歌っている校歌なので、とても自信をもって伝えることができました。
(※万国旗は、明日に控えた幼稚部運動会のためのものです。子ども達は特に気にする様子はありませんでした。)
次に、お互いのことを知り、情報を伝え合うコミュニケーションの方法を知るために「同じ人(もの)あつまれゲーム」を行いました。
ルールは、声を出さずに手話や顔の表情、ジェスチャー等で自分と同じ人を集めできるだけ多く人を集めたグループが勝ちとなるゲームです。
お題は2つ「誕生月」と「好きな動物」でした。
「誕生月」は、自分の誕生月を指で示すと比較的分かりやすく、自分と同じ月に生まれた人のグループを作るのにそれほど時間がかかりませんでした。
「好きな動物」は、ウサギや猫の表現は、手話やノンバーバルコミュニケーションでも比較的容易ですが、小学生の発想は何ものにもとらわれず自由で、ライオンやキリン、ゴリラなどの他にも、ダンゴムシ、カナチョロ(カナヘビ)などもあり友達に伝えるのに苦労している様子もみられました。
しかし、どの子も友達の気持ちを考えて、自分なりの方法で、自分なりの答えを作り出そうと一生懸命でした。
いわき市立草野小学校と聴覚支援学校平校(聾学校平分校)との交流及び共同学習は、昭和56年5月8日から42年間続く(学校要覧より)伝統的なものです。
42年間の間に、学習指導要領の変遷とともに、交流及び共同学習の内容や実施方法も両校の実情に合わせて少しづつ改善・修正しながら進めてきました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
【お知らせ】
本校noteでは、過去に投稿した記事であっても、より伝わりやすく、より良いものにするため文言を訂正したり、画像等の新しい情報を付け加えたりして記事の修正を行うことがあります。
そのため、投稿期日に関わらず一度御読みいただいた記事でも再度御読みいただくことで新しい発見があるかもしれませんのでよろしくお願いいたします。