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津軽三味線「三味線は、3本の糸(弦)で音を出します。」

1月17日水曜日の大休憩の時間に、幼稚部と小学部の子ども達が、令和5年度(後期)介護等体験研修の研修生の大平優子さん(以下、大平さん)のご厚意で、津軽三味線の鑑賞と楽器に触れる機会がありました。

「三味線は、6本の弦のギターと違い、3本の糸(弦)で音を出します。」という大平さんからの説明があり、演奏が始まりました。

大平さんが津軽三味線を構えると会場の空気がピーンと張りつめ、
みんな真剣な表情で大平さんを見つめます。(動画撮影の許可もいただきました。)

演奏していただいた曲は『津軽甚句(つがるじんく)』と『ソーラン節』でした。

軽やかで力強さもある津軽三味線の生の音色に感動しました。

津軽三味線の楽器の実物を見るのも、その音色に触れるのも初めての子がほとんどでした。

子ども達は大きな好奇心を働かせてその演奏の仕方や楽器、音色に興味津々でした。

演奏の後は、子ども達は自然と大平さんと楽器の周りに集まり、
自分から感想を伝えたり質問をしたりしていました。


自分も実際に弾いてみたいと思う子もいて、演奏体験もさせていただきました。

基本的には左手で棹(さお)の3本の糸(弦)を押さえ音階を表現しますが、
曲によっては、左手でも糸(弦)を弾く演奏方法があるそうで、その奥深さに驚きました。

子ども達は、津軽三味線を聴き、曲や生演奏の楽しさやよさに触れていました。
また、津軽三味線の音色と出会い、東北地方の伝統的な音楽と楽器に親しむことができました。

校内に、津軽三味線の曲と子ども達の奏でる音色が響いた貴重な機会となりました。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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