幼稚部の絵日記の指導~毎日の出来事を言葉でどんどん表現しよう~
平ふくろう祭(学習発表会)の練習が始まっています。
今年度の幼稚部の子ども達は、劇『うらしまたろう』に挑戦します。
今日、初めて、子ども達は劇の衣装をつけて練習をしました。
(水色のスポットライトで海の底の竜宮城を表現しています。)
ステージ上には、うらしまたろうやお供の“かめ”、乙姫様も、もちろん登場します。
♪さて、劇の練習も終わり、衣装も着替えて、ほっと一息ついた給食前の穏やかなひとときに♪
みんなの絵日記の時間が始まりました。
この子は、自分で先ほどの劇の練習のことを絵日記に書こうと決めました。
「10がつ24にち火ようび」日付を書いてから、絵日記を書き出します。
一人一人の子ども達の学びの状況に合わせて、様々な工夫を行っています。
書き言葉の指導の中で助詞の指導を大切にしています。
この子が選んだ題材は、教室で飼っていた「かまきり」が生んだ「たまご」のことでした。
ある子の絵日記~全文原文のまま掲載~
10がつ24日 火ようび
きょうは、いしょうをきて、うらしまたろうのげきをしました。
たのしかったです。かめはこうらとぼうしがいしょうでした。
おとひめさまのきものがよかったです。
たくさんの言葉を使って、今日の劇の練習のことを文章と絵で表現しました。
聴覚支援学校平校幼稚部では、
日常生活を通して、教師や友達とのかかわりを経験し、その内容を言葉で表現できるようにすることを目的として、伝統的に絵日記を取り上げ指導しています。
さらに、書き言葉をツールとして、子ども達の言葉の力を育み人との関わりを深めたり、日常生活に必要な知識を広げたりすることも目標としています。
最後まで、お読みいただきありがとうございました。
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